社会の安心、安全を支え、
“人々の快適な暮らしと安全”に貢献しつづける
当社は2005年の宮城県沖地震後の国土交通省による天井の耐震基準強化にもいち早く対応し、大地震の揺れでも耐えられる「耐震天井」を開発しました。
大地震発生後も利用しなければならない建物は、地震による直接の被害を防ぐだけでは不十分で、引き続き使用できるようにするために「耐震天井」が必要なのです。最近ではBCP(事業継続計画)に有効な手立てとして、各自治体や企業からも広く注目を集めています。
TV・新聞・専門誌等で紹介される建物の「耐震化」とは、主に建物自体(構造体)が、大地震でも倒壊しないようにすることをいいます。一方で、非構造部材である天井については十分な対策がなされてこなかったのが実情でした。この“天井の耐震化”を実現したものが「耐震天井」です。
2011年3月東日本大震災
- 福島第一原発免震重要棟
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耐震天井を導入いただいていたため、被害はありませんでした。ここの天井も落下し機能不全となっていたら、原発の制御が一切できず、事故がより深刻な状況になっていた可能性がありました。
平成28年4月熊本地震
- 文教施設(学校)や病院など、様々な建物に
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学校の体育館や病院、多目的ホールなど耐震技術が採用された建物は、天井陥落などの大きな被害はありませんでした。最高震度7を2回観測するというこの稀有な地震…その後も強い揺れが続きましたが、当社の「技術」は人々の安全を守り、不安な気持ちを安心へと変えました。