2011年の東日本大震災。
安全な場所として避難した体育館や公民館の天井が落下し、人命が失われるという前代未聞の被害が発生したことは、皆さんにとっても衝撃的な姿だったのではないでしょうか。
私たちはすでに10年以上も前から「耐震天井」の部材や工法の研究開発に取り組んできました。
耐震天井の普及の遅れという現実が浮き彫りになり、法律も規制され、あちこちで改築工事が行われる中、設計図には「天井=桐井製作所の製品」と明記されているほど。
厳しい自社基準を課して開発された製品は、誇れる品質を自負しています。
耐震天井の普及を通じて人の命を守る。
これからの日本の安全を、桐井製作所の技術で守り続ける、
そんな使命感を持ち、その必要性を説きながら普及活動にも注力しているところです。
私たちの企業姿勢は、常に挑戦と共にあった歴史から生まれています。
早い段階から大きな裁量を任せ、仕事に取り組める環境です。
自ら動いて挑戦する人は、自分らしい仕事ができる。これは当社の大きな魅力でしょう。
そんな当社が皆さんに求めることは3つあります。
1つ目は言い訳をしないこと。素直に受け止める姿勢があれば、成長することができるはずです。
2つ目は与えられるのを待つのではなく、自ら獲得すること。
3つ目は、諦めないこと。
この3つは、新入社員だけでなく、3年目、5年目、10年目の社員にも言い続けていることです。
耐震天井は当社の仕事の一部でしかありません。
天井や壁、床などの内装建材を自社開発し、幅広い内装建築資材も同時にお届けできる商社機能を持って、“メーカーを深く理解した商社”としてお客様に支持されています。
さらなる高機能化、高品質を目指し、技術の向上が進む桐井製作所。
地震の多い日本において、同社が取り揃えるラインナップの果たす役割は非常に重要です。
安心・安全は利益に勝るという企業精神のもとで、100年後の安全を共につくりましょう。